なるほど…
「それをクリアすれば留年はま逃れるってわけですか」
「まぁ、一応そうなりますね。やっぱり私どもとしても誰一人欠けることなく卒業してほしいですから」
もっともだ。
ぜひともその意見に俺も一票指示したいぐらいだな。
つーかぜひそうしてほしい。
「先生……」
にっこり笑った担任に、果歩がウルッとした声を上げた。
歓喜有り余るっていった様子の声だ。
「これでどうかしら三月さん」
「はい……」
「ちょっとハードスケジュールになってしまうけどいいかな?
それでもちゃんと土日と、お盆は休みにしてあるから」
ハードスケジュール。の言葉に一瞬ドキッと、怯んだ果歩だったけれど。
「果歩?」
「…頑張らせていただきます」
すぐにコクコクと頷いた果歩を見て、ホッと安堵のため息が零れ落ちた。
まさにセーフ。
パァっと希望の光が見えたような気がした。



