「だからお前は今のままでずっといろよ」 「えっ?」 「子供でも大人でもなんでもいい。俺は今のお前が好きだから」 ありのままの果歩が好きなんだ。 顔を傾け、そんな思いを込めてキスをすると、半ば呆れたように睨まれた。 「陽生はもっと大人になって!」 「はは。了解」 「あと、お金の管理もちゃんとして」 「おー努力する」 「それから……」 「果歩、メリークリスマス」 ギュッと抱きしめ合って、一つになった。 今日という今日はもう二度とこない最高のメリークリスマス――…