「そっそれは〜・・・」

「だからそれはから何っ！？さっきからそればっかでなんも言ってねぇじゃんっ」

爽君はあたしを鋭く睨みながらあたしに言った


だっだってこんなふいんきで言える訳無いじゃん本当の事なんて

「早く言えっ」

あたしがイロイロ考えてると爽君から怒りの声があがった

「・・・っ〜」

なんかまた険悪なムードが倍増した気が・・どうしよ〜勢いで好きとか言う？
あぁー絶対無理っ！！
よっよし険悪なムードから告白しやすいムードに変えてやる！意地でも！！

そう意気込んで爽君の方に顔を向けたその時唇に柔らかいものがあたった

「ンッ・・・ふぁ・・・んんっ」

それを理解するまでに数秒は時間が掛かった


なっ何！？何が起きてるの！！唇になんか柔らかいものがあたって爽君の顔が近くてピントが会わなくて・・・えっきっキスされてる！？もしかして！！

理解した時には既に遅くて爽君はあたしの後頭部を押さえていて逃げたくても逃げれない状況に陥ってしまった

「んんっ！！」

なっなんか口の中にヌルッてしたものが入ってきた

「ふぁ・・・ンッ・・・んふぁっ・・・」

くっ苦しいっ！！前にもこんなキスされたことある
だけどあの時は優しくてとろけるようなキスだった
だけど今はそんなじゃないただ感情任せにやってるだけの最悪なキス

「ンンｯ・・・〜っいっいい加減に・・してっ」

ドンッ！！

あたしは爽君を勢いよく押したその衝撃で爽君は少しだけふらついた

「なっ・・・んで・・こ・・・んな」

あたしは涙目になりながら荒い息をしながら爽君に言った
だけどやっぱ苦しくてとてもじゃないけど何言ってるか分からない

だけど爽君は平然と言った

「なんでかって？ムカついたからに決まってんじゃん」

爽君は不適な笑みを浮かべながらあたしに言った


むっムカついたからあんなキスしたの！？そんなのってないよ

あたしは今にも泣きそうになった

「由美が悪いじゃんそれは〜ばっかで何にも言ってくんねーんだもんこっちだってムカつくんだよ！！」


爽君は罵声をあびせたかのような大声をだしてあたしに言った