〜日曜日〜

「よしっこれでいいかな?」

あたしは自分の部屋にある鏡を見た。今日の為に選んだ服装は、水色のチェックのワンピにジーンズのジャケット。まだ4月だからちょっと寒い。
あたしはふと腕に巻いてる時計を見た。

「ヤッバッ遅刻しちゃうっ」

あたしはすぐに自分の部屋から出た。ふとその時誰かにぶつかった。

ドンッ

「あっごめ・・・」

ぶつかった相手は爽君だった。

「・・・あっあたし行くねっ」

そう言って階段を下りようとしたら

パシッ

爽君に腕を捕まえられた
振り向いたら爽君と目があった。

「なっなに?」

「・・・行くな」

「・・・えっ」

「今日多田先輩と会うのはやめろ」

「また!?もう時間ないから・・・行くねっ!」

あたしは爽君の腕を払って急いで玄関を出た。

「一体何なの?」



この時のあたしは何も分かってなかった。






「ハァハァヤバッ多田君もういる」

あたしは急いで多田君のいる駅に向かった

「多田君ゴメンっ遅れちゃって・・・」

「ううん園田は遅れてないよ時間ピッタシ早く来過ぎたの俺は」

「でも待たせてゴメンね・・・」

「もういいよっそれより早く映画行こっ」

そう言って多田君はあたしの手を掴んで歩きだした。




「はぁー映画おもしろかったアクション映画も以外に面白いねっ」

「だろっこれ園田に見せたかったんだ」

「そうなんだっありがとっ」

あたしはうれしい反面恥ずかしくて下を向きながら多田君にお礼を言った

「あっそれよりまだ良いとこあるんだっちょっと目つむって来て」

「うっうん」

あたしは少しの不安を抱きながら目をつむって多田君に連れられながら歩いた。



まだかな?もう随分歩いたよね?

「いいよっ」

あたしは目をつむってるのを開けた
そこは、ラブホだった・・・


「えっ?ちょ意味分かんないんだけど」

あたしは不安になり多田君に聞いた

「うっせぇな!!」

そう言うと多田君はあたしを押してベッドに追いやった

「気持ちよくしてやるから」

そう言うと多田君はあたしの首に顔を埋めた