昔、昔、自称竹取りのジーさんとバーさんがいました。ジーさんは竹を取ってカゴやザルを作っていました。
ある日、ジーさんが竹を取りにいつもの山に入っていくと、そこには金色に輝く1本の竹がありました。
ジーさんはその竹を切りました。
すると中に、小さな、それはそれは、

かわーいらしくて
やーらかい

女の子がいました。
しかし、ジーさんが斧で切った所が悪かったようで、その女の子の頭のテッペンに斧がかすれて、そこだけハゲてしまいました(オイ)

バーさん:ジーさんや。その子は!?
ジーさん:竹の中におったのじゃ。
バーさん:そんなわけないじゃろ!?さては、不倫相手との間にできた子じゃな!?慰謝料として、GHPの1%ほどを要求するっ!!
ジーさんバーさんや。人の話を聞けっ!!わしが竹を取ろうと、山に入っていくと、1本だけ光る竹があっての。それを切ったら、この子が出てきたのじゃ。だいたい、老い先短いあんたがそんな大金もろうてどうする気じゃっ!!
バーさん:そう言われてみれば・・・普通の赤子より小さいようじゃ。そうか・・・それに、昔話では大体こういう時は育ててやったら、最後にとてつもない恩返しをしてくれるものじゃ・・・いっひっひっひっひっ
ジーさん:バーさんや。心の中の考えが声にでとる出の・・・しかし、コレだけかわいいと、大きくなったら美人になるに決まっとる。ということはだよ・・・美人を横にうまい酒が飲めるというものじゃ。うっひゃっひゃっひゃっひゃっ!!美人がバラとしたら、バーさんなんか梅干じゃけんの
バーさん:ジーさんも心の中が声に出とるでの・・・

それぞれの思惑を抱えた二人は名前を「かぐや(かぐや姫)」とつけ、たいそうかわいがり大事に育てたのだった。