窓から少し顔を出して、キラキラ光る街の景色を、ちいは同じくらいキラキラした目で見つめていた。



「そーいえば夜に出掛けんのってないよな?」


「うん♪すごいきれー♪」


振り向いた笑顔は、まるで子供みたいに無邪気で、可愛くて。


置きっぱなしのぬるい缶コーヒーも、美味しく感じたんだ。




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