―――― ――― ― 「きたぁ〜〜〜!」 13回目にオーブンから取り出したスポンジは、ふわふわできれいな色。 よかった〜。 すかさず時計を見ると、5時を指していた。 もう少しで俊介から連絡が来る時間。 急いでキッチンを片付けて、買い物して、俊介の家! 黒いスポンジの山をお母さんに驚かれながら、せっせと片付け。 エプロンを外して、お財布だけを持って家を出た。