――――



ちいの希望で、車を市街地から少し離れた海へ走らせた。



数分経つと、隣でもうすでにうとうとしてるちい。



少しあどけない寝顔。
それが可愛くて、あえて声はかけずに


起こさないように助手席のシートを倒した。