一通り買い終えて、スーパーから出ようとした時。
ちょうど携帯が鳴った。
『ついた』
なんて事務連絡みたいなメールに、
レスをせずに走って外に出た。
「はよー」
ってまだ眠たそうに手を上げる俊介。
てか、初めて私服見た。
…かっこよすぎるんですけど?
薄いピンクのパーカーと七分丈のGパンに、可愛いスニーカー。
「なに作んのこれー?」
不思議そうに袋をひらく。
…て、あれ!?
あたしが持っていた袋はいつの間にか俊介の右手に移動していた。
「ありがとー♪
なんだと思うー?」
「え、わっかんねえ?」
「嫌いだったらどーしよ〜」
家に着くまでそんな会話を繰り返した。
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