そして刹那女の血や肉に 特別な力がある―――― 閻魔は母のまだ腐っていないとこを 私に渡したのだ 私は小さいため、何もわからず夢中に食べた 自分の母とも分からずに 『お前は刹奈にそっくりだ………』 そして母を私を重ねるかのように 私を刹那と名付けたのだ 私を見る瞳も母を見るかのように 私を呼ぶ声も母を呼ぶかのように けして、母の存在を消そうとしなかった