「お前が刹那女か」
「……はい…」


私を舐め回すように見る
その目が気持ち悪い



「誰かの面影に似ている………」


誰かの面影…?


「いい臭いだぁ…ジュル――」


……――――っ!!
気持ち悪い―――


「閻魔様」


スッ―と爽は私の前に立つ
分かってくれたんだ―――


「今回、こちらの不注意でして…なので」

「選択肢をやろう」