湾さんが刹奈と私を呼んだ

なんだか少しくすぐったい



「刹奈」


ビクッ――――


「刹奈」
「……っ……」


―――…爽


「もう、離さない……
近くにいてくれないか?」

手を差しのべる
手元には…爽のピアス

また、私がつけていいの??


「爽っ……」
「早くしないと、キスするよ」


私は急いで爽の元へ向かう