ふわっ…… ―――この香り 「刹奈の臭いだ!!」 「え?そんなので……」 微かに香る…刹奈の臭い 「西に向かう……!」 「……分かったわ」 西のほうが香りが強い 微かに違う…… 「爽!!!!」 「……籥」 はぁはぁと息をきらしている。 「…っはぁ…」 息を整え真っ直ぐに俺を見る。 「……っ…湾が……刹奈チャンを嫁にすると…閻魔様の元へ…!!!」