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「爽………起きて」


夜と何も変わらず
爽は私の隣で寝ていた。


「ん…――?どした?」


幸せそうな寝顔だった
だけど、幸せなのは…

亜弥さんが居るから
私じゃないんでしょ?


「ねぇ、起きて?」


私は真剣に爽に言うと
爽は起き上がり顔を強く擦った。


「…よし!で、どうした?」