そんな事を考えながら歩いていると、 晃己の通っているダンススクールで 踊っている晃己が見えた。 なぜか見入ってしまった。 だって晃己の踊っている姿が キラキラ輝いていたから。 10分程すると、練習が終わったらしく 晃己が出てきた。 「こんなとこで何してんの」 「ちょっと通りかかっただけだよ」 汗で髪の毛がぬれている。