家に入ると、一番最初に視線に入ったもの。 それは靴。 男物の靴が2足、限界に綺麗に置いてある。 ん? セールス? でも声聞こえないし…。 男物の靴なんて、お父さんが死んだときから、この家にはないはずなのに。 リビングのドアを開けると、ソファーにスーツ姿の男性と私と同年代か、年上くらいの男の人が座っていた。