―――――… 「おや、お嬢ちゃん…?陽菜ちゃんじゃないか。」 「―――…?」 背中で、皺がれた温かい声がした。 聞き覚えのある、その声は―… (おじいさん!) 振り返ったそこには、 パナマ帽を被った粋な老人が一人。 【Apollo】の店主、 タケルさんのおじいさんが立っていた。