――…もう これって、ホントに あたしの悪い癖だ。 男の子は、苦手。 すぐに、意地悪するから。 だから、 唯一、心を許せる男の子…翔くんが あたしにとっては 未だに、 『好きな人』で その、翔くんが 毎日うちにいる、って想像するだけで あたしの頭の中は 嬉しさで パンク寸前なのだった。