「…………そっ……ん」 そんなのムリ!! と、言おうとした唇を 涼が、指先で塞いだ。 「口応えも、禁止。」 ニッと笑って アヒル口みたいに摘まれる。 ――…何よ、ソレ!! って 普段だったら怒ってるところなのに あたしは、何も言い返せなかった。 それは―――――… ―――――… 「………陽菜ちゃん!!!!!」 路地の向こうの光の中に 突然 翔くんが、現れたからだった。