「はいはい、行くぞ」 「怖いから嫌ーっ!!!」 「俺がいるじゃん」 …頼りにならないけど……。 「じゃあわかった!!!」 「何」 そう言って、立ち止まる私たち。 「別々に見よう」 「…は?」 何言ってんの、って顔してる斗和くん。 「私は恋愛系見るから、斗和はホラー系見てきなよ」 「1人で?」 コクンと頷いた私。 「1人で映画?馬鹿じゃねぇの」 「だって、私はホラー嫌。斗和は恋愛系嫌」 これは、しょうがないでしょ。