―――――… 「…大丈夫か?」 え……… いつのまにか寝てたみたい… 「……大丈夫。」 「うなされてた。」 「……ごめん、起こしちゃった?」 「大丈夫。」 そういえば…… 「自己紹介してなかったね。私は北川莢華。莢華って呼んでね。」 「……俺は黒木和也。和也って呼んで。」 「それじゃあ、和也、病院行くよ!」 「は?」 「あんたは怪我人でしょ?言うこと聞いて♪」 無理矢理私の車に押し込む。