私は……達也さんと……… あぁっ…恥ずかしい…。 ―――最中の、達也さんも ―――勿論、前の達也さんも ―――今現在の達也さんも すべての達也さんが こんな私にも、とても優しくて。 でも、思い返してみれば 私はなんて 無愛想だったのだろうか。 この、行為をしたことで 達也さんでいっぱいになって 達也さんを今まで以上に 考えるようになって いかに私に達也さんが 大切 か が、分かった気がする。