私だけの金髪王子様は二重人格


――キ―ンコ―ンカ―ンコ―ン。



いきなりチャイムが鳴り響いた。



――ザワザワ。
いろんなやつらが席につき始める。



俺も座んねぇといけねぇか。




「おーい早く席につけぇーー」



しかも、タイミング良く担任まで来た。



俺は、恐る恐る・・・・・・。
自分の席に・・・・・・。

座った。


その瞬間・・・教室の中は・・・・・・シーン。


えっなんだよこの空気。



―――バン!!!



「はぁ???なんでだよ!!」


海が机を叩いて立ち上がった。
まぁ、目線は俺方向で。



「おい!天童なに立ってるんだ?座れ」



「えっ、すいません・・・・・・」




――クスクス。



海・・・何笑われてんだよ。


海は、先生に注意されて座った。
周りのやつらはクスクス笑ってる。