私だけの金髪王子様は二重人格


「あっ!あみかまでいるし・・・・・・
ってか、あいつ夢虹ちゃんと仲良かったの
かよ!!」



・・・・・・あみか?
知り合いなわけ?




「海、誰だ?そのあみかってやつ」



「名前教えてなかったっけ?新田あみか。ん
で俺の幼なじみ。あの、夢虹ちゃんと話して
るやつだよ」



そういって、海は指差した先には、ショート
カットで茶色の髪の毛をしている。
ま、普通の女の子だな。



「へぇーーあの子ねぇ」



「相楽、あみか顔だけはいいけど・・・あれ
でも、俺と一緒で極道の娘だから」



「あれが、か」




俺は、海が極道の息子お坊ちゃんってこと
は、知ってた。

結構強いんだよな、喧嘩。



いつもの、明るい性格からは考えらんねぇ。

あの、新田あみかってやつも喧嘩なんて野
蛮なことはしませんって感じなのにな。



ん?まてよ。
海、その幼なじみと隣ってことは・・・リアル
に近いな。

横かぁ。




んー。まためんどいとこだな。