「何黙ってんだよ！ははぁ～ん、俺に言えな
いこと考えてたってわけか。
エロいことでも考えてたわけぇ？？」
「はぁ？あなたじゃないんだから、そんなこ
と考えるわけないじゃん！！」
な、なにも体験したことない私が、何考えろ
って言うのよ！！
たぶん、見てて私が何も体験したことがない
ってさとられたと思う・・・・・・。
こんな話されただけでも、私は真っ赤になっ
ているんだもん。
この人、変態でもあるなんてサイテー！！
「へぇ、俺のこと・・・変態とか思ってるわ
け？」
「え？うん。だってさぁ、自分がへんなこと
考えたから、あなたも聞いて来るんじゃない
の？しかも二重人格って最低だなぁって・・・
・・・あっ！！・・・なんちゃって・・・」
しまったぁぁ！！
変態って言ってるし、二重人格ってことも言
っちゃったぁぁ！
なんちゃってじゃないしぃぃ！！
「あはは・・・なんちゃって・・・じゃねぇ
よな？おい！なんか言えよ」
私だって、なんちゃってで済むなんて思って
ないし！！
じゃっかん・・・いや、マジで機嫌悪い。
