私だけの金髪王子様は二重人格


「あっははは!やべぇ、今回はとまんねぇわ
!ククッ」


な、なんでまた笑ってんのよぉ~!!



「俺さぁ、お前と同室でよかったかも」



「えっ、それって・・・・・・」


それって・・・私に気があるって思って・・・。



「おう!お前みたいにすげぇ馬鹿あんまいね
ぇもん。からかいがいがあるってわけ!
それにお前、他の女子みたいに俺を見ても
騒がねぇしさ」

・・・思っちゃいけない。


な、なにそれぇ!
私はそれほど馬鹿なんですか!



騒がないって・・・二重人格って知ってるの
に騒ぐかっての!!



「ん??お前・・・なんか言いたそうだな?
言ってみろよ!ってか、言え!!」



はぁい??どんだけ俺様なわけ?
ってか、口が裂けても今思ってたことなんか
言えるかっての!!




「・・・・・・」