私だけの金髪王子様は二重人格


あみかは、すごくくやしそうな顔をしている。
変われるもんなら、変わりたいし!


しかも、また周りの人たちが私の方を見始め
た。



あみかの声が大きいんだよー・・・・・・。




「あのさ、部屋に行くの早くない?
もう少ししてからでもよくない?」



別にいいけどって言ってよあみか!
まだ部屋になんて行きたくないんだよ・・・。



「えぇ・・・先に部屋に行ってからにしよ!」



あっけなく却下された。


行きたくないのにぃ!!




「もしかして、部屋に行きたくとかいわない
よね?ただでさえずるいのに・・・」



げっ数秒前まで思ってたのに!
声に出さなくよかったぁ・・・・・・。