相楽が変わる・・・・・・?


嫌だよぉ。


「あみかは・・・・・・、どうして
海くんとプールの日みたいのがあっても
普通に話せるの?」


二人が羨ましい。

二人の間には、

何もないみたいで。


仲が良くてずっと羨ましいって思ってた。



私たちは、こんなにも
すれ違ってばかりなのに。



「夢虹・・・・・・私は、二人が羨ましい
よ・・・」



「えっ?どう、して?」


あみかが、

どうして羨ましがるの?


逆じゃないの?


「だってね。私たち・・・幼なじみ以上
にはきっとなれない。ずっとそうだった
もの。中学離れてみて、やっぱり海が好き
って思った。けど、高校になっても・・
関係は変わらなかったの・・・」



「あみか・・・・・・」



「羨ましいの・・・だから、幸せになって
ほしい・・」



これも、あみかの優しさなんだ。


自分の辛い恋にも立ち向かって、
私たちの恋も


応援してくれる。


「ありがとう・・・あみか・・」



あみかは、


私のために涙も流してくれた。

だけど・・・・・・。