私だけの金髪王子様は二重人格


―バサッ。

女の人は、ゆっくり床に落ちた。


「もう一度でも傷つけてみろ??
・・・ゆるさねぇからな!!!」


海くんはそう言葉を叫んで
女の人を逃がした。


周りにいた子も、

ほとんどが離れていった。


私たちの間でも、
沈黙が流れた。


一番最初に声を出したのは、
海くんだった。



「相楽・・・・・・、ちょっとあみかの
こと手当てしてやってくんねぇ??」



女の人の手には指輪がついていたみたいで、
あみかの顔はかなり腫れている。


けど、ぶたれてない方のほっぺまで
赤い。


そっか。


嬉しかったんだね。

守ってもらえて。



「はぁ??なんで俺??」



「やばい・・・・・・。今の俺はやばい
から・・・・・・」


??

二人はなにについて離しているんだろうか??

私の思考がついていかない。



「そっか・・・・分かったけど、
手、出すんじゃねぇぞ??
さ、新田さん・・・いこっか?」



「えっ、うん・・・・・・」



手をなににだすの??

やっぱ意味分かんない!!