目の前まで赤くなる。
意識も消えていく。
「相楽ぁ゛!!!」
「相楽!?」
兄貴と、母さんの叫び声が聞こえた。
そして・・・ある女の子の顔が浮かんだ。
きっと初恋の子だ。
こんなときまで考えるなんて結構ベタぼれ
だったんだな。
そのこのことを覚えてたのは、この瞬間ま
で。
次に目が覚めた場所は・・・・・・病院。
ベットの上。
そして、母さんと兄貴。
何も異常はなかった。
親父とは、離婚を決意したらしい。
「相楽俺がわかるか?」
震えながらそういう兄貴。
「・・・バカ兄貴」
なぜか、笑顔でそう言うことが出来た。
「ははっ。バカ兄貴か・・・」
でも、兄貴の顔は曇っていた。
俺は、無事退院した。
いつもの生活が戻ってくる!
そんな明るい気持ちでいた。



