『なに?』


『ユウタ酔ってるんだって』


『うん。酔ってる』


『そういう話しって酔ってる時にする話しじゃないよ』


私がそう言うと


普段のユウタからは想像できないような弱々しい声で


「酔ってないと言えなかったんだ」そう言って



それから私の家に着くまで何も話してくれなかった