都合のいい私

『ほんとなのに』


それでもユウタはちょっとしつこい












『早川?』


『はい?』


『アヤちゃん困ってる』


『そうですか?』





あまりにしつこいユウタに白石さんが助けてくれようとしてるのに


ユウタは空気が読めないらしい


『そうだよユウタ。みんなで飲んでるんだからやめよう?』


『じゃあ今度2人で遊んでね』


白石さんに便乗してそう言った私に


ユウタは笑顔でそう言った