「それともキス以上のことで機嫌直してほしい??」 ニヤリと笑って和泉の顔が近づく。 今の和泉からのキスは、なにか、離れていきそうなものを必死でつかむような、甘くなくほろ苦い味がした。 「和泉?私は離れていかないよ?」 口を解放してもらいとっさにその言葉がでた。 「ん…ありがとな。」 「続き……シていい?」 その言葉とともに再びベッドに寝かされた。