…………なにも言えない。 でもとても寂しさを感じた。 「いっちゃやだ…………」 私の口から出た小さなワガママ。 ずーっと隣に居てほしいんだ。 だから、私はあんなワガママ言ったんだ。 「くっ……♪かわいいお姫様でよかったぁ♪」 和泉はそうやって言って私のところへ来てギュッって抱きしめてくれた。 「んっ……………」