……やめてくれるの?


「やめてくれるの…??」


和泉に訊く。


「そりゃ、大事なお姫様がやめてっていったらやめるよ。」


その顔はどこか妖しく見えた。








「それとも、やめてほしくなかったとか?」


フッと笑って私から離れていった。