さかのぼること数分。


「ねぇ、いいでしょ??」


「はぁ?!俺は別にいいけど、恋花。怖くて途中で泣くとか、もう無理とか言うのなしだから。」


「………っ泣かないし!!!そこまで弱くないもん」


「ふぅ~ん。じゃ、行くか。」


そう言って俺は恋花の手を引いて歩いていった。