「………あかい……!!」 そうぽつりと吐いたのが聞こえた。 「……ぅるせっ…//」 俺はいつのまにか“高い所”ということを忘れていた。 「おつかれさまでした~」 その甲高い声で開くドア。 「楽しかった♪ね?和泉っ★」 「あぁ……恋花とキス出来たし♪」 そう言ってやった。 案の定、恋花は真っ赤になる。 そんなわけで俺らのデートは終わった?