もうすぐ一番上。 定番だけど………… 「恋花?こっちきてっ……!!」 「なに?怖くなったとか?」 そう笑って恋花がやって来る。 「3…2…1…………」 “チュッ” リップ音を響かせる。 その時、俺達の乗るゴンドラは頂点に達した。 「………///」 「………///」 「ど…した…の?//」 「えっ……?上まで来たからキスしてみた。」 照れを隠すように俺は早口でぶっきらぼうでそっぽを向いて言った。 いくら頑張っても、顔の火照りは消せなかったけど。