『…全く、今日はここまでだ…いや、夕食になれば嫌でもわかるさ…』


そう言うと、鬼姫はきびすをかえし去っていった




「………鬼姫様」

このタマラでは鬼姫駅様を癒すことはできないのでございましょうか…

























『…あ〜っ酷い目にあったな』




でも、アイツ……鬼姫の事を可哀相とは言わなかった……

『……な〜んてな…自分以外の人間なんて信用ならない…』


人を怨め

欲をだせ 傲慢につかめ

誇りを胸に 咲き誇れ



そうでないと 鬼姫は………




鬼姫の目には強い光がともった

鬼姫の足音は静かな廊下に響き渡り消えてゆく