『まあ、石油王なんだから何も不思議じゃないよな』



宮殿の前には二人の門番がいた


「ジーニア・フィニアル様に用があって来た。」


ツァイは懐から証明書をだし門番にいった



「「どうぞ、中に」」



すると一人のメイドが来て案内を申し出た


四人はメイドの後をひたすらついていく


「なんか…案外すぐはいれたな…」



『あぁ、もっとごねるかと思っていた』


「床宵学園の文字があったからでしょう」



「そーゆうもん??」


「依頼主さんにあらかじめ、言われてたんじゃない?☆」



「ここでございます」


メイドは一礼すると去ってしまった



「床宵学園の者でございます」




ギイィーーーーーーーーーーーーッ


扉がゆっくりと重い音をたて開いた










ニィッ

『答え合わせの時間だ』