「………いい加減にしろ…!……お前にどれだけ騙されてきたことか…!」 二葉の目から涙がこぼれる。 「……落ち着いて聞いてくれ…孝義…!」 その瞬間…二葉の怒りは限界に達した… 「……お前に名前で呼ばれる筋合いはない!!!」 そう言うと二葉はそばにいた警官から銃を奪い、松本に向けた… 「……二葉、やめろ!!」 パアアァァーン!! ……………ほらな………シナリオ通りだろ…… やはり最後は……… 俺が…… …勝つんだ…… 大きな体が大きな音を立てて地面に叩きつけられた……