背筋に氷のようなものがツーっと伝っていくのを感じた。










俺が見ていて………








大島は見ていないもの…………



















「……俺がここを出た後から何があった…!!」




「……………は…!!!」

大島のその言葉で思い出した。


















走馬灯のように思い出す……

















ドンッ…!!



ダダダダッ………











『……やめておけ…』













パーーンッ…!!!










『……バカどもが…』









バタンッ…!!











『……うわぁあアアアァーー…!!』








『……おい!何なんだよアレ!!』










『……な…何があったんだ…!』











そして……次の一言が永井に今までの出来事をすべて繋げるものとなった…
























『…君たちも外の見張りには注意するように…』

そう言うとオーナーは暗闇に消えていった………