「褒めてるの?」 みんな、微笑んで「当たり前」と言った。 なんか、久しぶりに感じる。 「…おかえり。優」 「ただいま」 涼が笑って頭を撫でる。 みんなも笑って答える。 「んで。すまないんだが…。 刺された男に、見覚えはあるか?」 ゆっくり頷いた。 「名前。分かるか?」 「……溝川」 それを聞いて、みんなは顔色を変えた。 「溝川って―――」 「…そう。潰した族の総長」 「やから、優を襲ったんやな…」 「ああ。するとつじつまが合う」