―翌日
「…分かった。…今まで……ありがとうございました………」
さくらの病室を覗くと、家族4人で何か話している様子だった
「…姉ちゃん……じゃあな」
「……達也……行くわよ」
病室から出てきた親は俺に軽く挨拶をして行った
―コンコン
「和也…!!……どうしたの?」
「それは俺のセリフ…なんかあったか?」
だいたいの話は分かってたけど…
「縁切るって……もう、お金払えないって……」
「そっか……」
慰めの言葉が見つからない
「慰めはいらないから……1人にして………」
俺の心を読んだようにさくらは言った
俺は無言のまま、その場を後にした
「…分かった。…今まで……ありがとうございました………」
さくらの病室を覗くと、家族4人で何か話している様子だった
「…姉ちゃん……じゃあな」
「……達也……行くわよ」
病室から出てきた親は俺に軽く挨拶をして行った
―コンコン
「和也…!!……どうしたの?」
「それは俺のセリフ…なんかあったか?」
だいたいの話は分かってたけど…
「縁切るって……もう、お金払えないって……」
「そっか……」
慰めの言葉が見つからない
「慰めはいらないから……1人にして………」
俺の心を読んだようにさくらは言った
俺は無言のまま、その場を後にした

