誰か……って、明梨に決まってんだけど

寝起きだし、明梨がまさかそんなコト!?って、

一瞬では何も判断できなかった。



思いっきり絞められてるワケじゃない。

ギリギリの所で止められた指。

……ゾッとした。



このまま、殺されるのか……って。



それほどまでに

明梨の表情には……気迫が漂っていた。