「盗み聞きって……どーいうコトだよ」
「だってぇ~。エッチなコト始めたら、止めに行かなきゃって思ってたんだ!
お兄ちゃんまだそーいうのしたコトないでしょ? 初めてが水沢さんだったら、イヤだなーって思ってたんだ」
……どこで得た情報か知らねーけど、
そういう言葉が、明梨の口から出たコトに
何となく気持ちが悪くなる。
そういうコトに関心がナイわけじゃないけど、妹の口から……聞きたくない。
「……そーいうコト、軽々しく言うな」
明梨の肩を軽く掴むと、
「痛いっ!」と、過剰に反応された。
慌てて、手を離す。
「怒らないでよ。私の友達、フツーにこんな話するもん。……お兄ちゃんが固いんだよ」
明梨はオレの側から急いで立ち上がると、保健室を走って出て行った。
なんでそんなコト明梨に言われなきゃなんないんだ?
……知るかよ。
「だってぇ~。エッチなコト始めたら、止めに行かなきゃって思ってたんだ!
お兄ちゃんまだそーいうのしたコトないでしょ? 初めてが水沢さんだったら、イヤだなーって思ってたんだ」
……どこで得た情報か知らねーけど、
そういう言葉が、明梨の口から出たコトに
何となく気持ちが悪くなる。
そういうコトに関心がナイわけじゃないけど、妹の口から……聞きたくない。
「……そーいうコト、軽々しく言うな」
明梨の肩を軽く掴むと、
「痛いっ!」と、過剰に反応された。
慌てて、手を離す。
「怒らないでよ。私の友達、フツーにこんな話するもん。……お兄ちゃんが固いんだよ」
明梨はオレの側から急いで立ち上がると、保健室を走って出て行った。
なんでそんなコト明梨に言われなきゃなんないんだ?
……知るかよ。


