ラブシチュエーションアイツが弟?

「……ガチガチだな、小堀」

透は私の上で微妙な表情。

「あはは、だって初めてだから……こんなの」

「……ふぅん。ま。その方がいいけどな」

「へっ?」

「攻めがいある」

「えーっ、ヤダ。ちょっ、透~!?」

透はクールな表情のまま、少しずつ私に体を寄せると、顔を近づけてきた。




ぎゃ。

き……気絶しそう。

透が今までで一番カッコ良く見えちゃいますーっ!

もう、どんなアイドルも……マンガの主人公も……比じゃないよっ!



く……唇が、触れるっ。

思わずギュッと目をつぶった。

……あれ。何もない。

パチっと目を開けると、透は私の目の前で止まっていた。

「えっ、なに?」