ラブシチュエーションアイツが弟?

いや、それにしても“マンガ女”は。

「でもなー、そのマンガ女を透まで好きになるとは……」

「まさか……マンガ女の話まで、透は知ってる!?」

「たりめーだろ。塾にヘンな女がいてーって、よく話してた。

で、夏休みの補講んとき教えてやった。ヘンな女つってバリア張ったのにさ、まさか透が……いや、マジで失敗した」



大和もヘンな男じゃん。なんで私みたいな女好きになってんだか。

透も……その話聞いてたのに、私のコトいいと思ってくれたんだ。

ガマンして、この家でまだマンガ読んでないんだけど、もしかしてもう解禁?

「あ、透帰って来たぜ! 透~っ」

大和が大きく手を振る先に、透がいた。

わ。

帰って来てくれた!

嬉しいーっ。




帰って来た透の手には、たくさんのお菓子とマンガ。

……あれっ?

ドン! とテーブルの上にその荷物を置かれた。