ラブシチュエーションアイツが弟?

「あはは……」

もう、笑うしかない。

しかもマンガの話したっけ? それさえも記憶ナシ。

「でもさ、そーいうみちるが透にはマジメっていうか。ちゃんと真剣に考えよーとしてんだなと思って」

「うん……」

「マンガより大切なオトコ見つかって良かったな」

……は?

「マンガよりって、そんなの当たり前でしょ」

「いやいや、マンガしか興味ねーって感じだった。塾で

“マンガ女”って呼ばれてたん知らなかったろ」



え。

マンガ女!?

瞬間、固まった。

「しっ……知らない」

「オレらの間で有名だったっつの。でもな、オレらがお前見て笑ってても、なーんも気にしてねーんだよな。

『フフッ』とかって逆に笑ってってし、こっちがバカにされてるよーな……。肝っ玉座ってんなーって思った」

私……ただのアブないヤツじゃん。

マンガ読み出すとものすごい集中力なのは、友達にもよく言われる。

世界に入り込みすぎて、周りが全然気にならなくなる。

え、元から周りを気にしなすぎ?

まぁ、そーなんだけどね。