「ん。じゃー、コレ着て」
透が今日着て来ていたTシャツを差しだされる。
あ……ちょっと待って。
「コレつかったら透が着て帰る服がないよねぇ……」
「いーよ。裸で帰る」
「ウソっ!」
思わず胸板を確認。
それ、イヤだ。
他の子に見せたくないーっ!
眉を寄せスゴイ顔してたみたいで、透がブッと吹きだした。
「……小堀、信じんなよ。しかも、なんか驚くポイント間違えてなかった?」
うん。確かに。
でもそれは、言えない。
「あはは……。ねぇ、じゃあなに着て帰る?」
「大和が重ね着してたから、1枚もらう」
「でも……」
「だったら、コレ」
え……。
私のパーカー?
それって、どーかな。
透が今日着て来ていたTシャツを差しだされる。
あ……ちょっと待って。
「コレつかったら透が着て帰る服がないよねぇ……」
「いーよ。裸で帰る」
「ウソっ!」
思わず胸板を確認。
それ、イヤだ。
他の子に見せたくないーっ!
眉を寄せスゴイ顔してたみたいで、透がブッと吹きだした。
「……小堀、信じんなよ。しかも、なんか驚くポイント間違えてなかった?」
うん。確かに。
でもそれは、言えない。
「あはは……。ねぇ、じゃあなに着て帰る?」
「大和が重ね着してたから、1枚もらう」
「でも……」
「だったら、コレ」
え……。
私のパーカー?
それって、どーかな。


